2024年夏の『T.Proサーキット走行会』レポート:豪華な講師陣によるコンテンツがいっぱい
サーキット走行会といえばベストタイムを更新したい、全開で走りたい。などの目的を叶えるために参加するのではないだろうか。今回はちょっと変わった走行会に参加してきたので、その模様をお伝えしたい 【画像】T.Proサーキット走行会の模様をギャラリーで見る(26枚) 文/Webikeプラス yasuo 写真/T.Pro.Innovation
T.Proサーキット走行会
2024/07/31(水) 筑波サーキットコース1000 主催:ティー・プロ・イノベーション 最高気温:36度 最高路面温度:60度 この走行会の主催者T.Pro.Innovationは『日本郵便Honda Dream』『日本郵便docomo business』として全日本ロードレース選手権の舞台でレースに参戦しているほか、全国の日本郵便の配達ライダーへの安全啓蒙活動やポケバイなどでのキッズスクールを実施し、モータースポーツの発展を目的とした活動を精力的に行っている。 この走行会では、現役のトップレーサーやチーム関係者がアドバイザー/スタッフとして開催。単純に先導してくれるだけでなく、サーキットに滞在する1日をまるまる楽しませてくれる工夫が凝らされており、2023年に始まったばかりの走行会ながら反響が大きいとのことでWebikeスタッフyasuoが参加してみた。そのレポートをお届けしよう。
会場では色々な工夫が参加者を迎えてくれる
こんにちは。モータースポーツ大好きWebikeスタッフのyasuoです。私もそうなんですが、サーキット走行会に参加する目的ってスキルアップとスピードアップ。つまり速くなりたいからお金と時間をかけて走行会にやってきたよ、という方が多いのではないでしょうか。そのタイムアップ目的だけであれば、タイムアップに特化した走行会があるかもしれません。今回のT.Pro走行会は、ちょっと違ったのです。 猛暑が続く24年7月末の朝。筑波サーキットコース1000に到着してすぐに目に飛び込んでくるのは、全日本ロードレースのパドックが再現されたピットエリア。 鮮やかな赤と白のパーテーションと赤いカーペット、赤白のHondaのマシンは日本郵便チームでおなじみのアレです。今シーズンを戦っているマシンが整然と並んでいて、自身のマシンをピットに入れてライダーと写真を撮ることもOK。サーキットを走る高揚感と別の楽しみが提供されています。