J1C大阪が接戦で福岡を破り3試合ぶり勝利 MF田中が決勝点
明治安田J1第36節第1日(9日、C大阪1ー0福岡、ヨドコウ)C大阪が接戦を制した。13勝13分10敗の勝ち点52で暫定7位に浮上した。 前半は両者拮抗した展開。後半も互いに激しい攻防を見せたが、同36分にゴール前のこぼれ球に反応したMF田中が、華麗なテクニックで1人かわし、左足でシュート。ゴールネットを揺らし、待望の先取点を奪った。 田中にとっては5月28日の福岡戦以来、今季3ゴール目。普段はCBや守備的なMFとしてゲームをコントロールする立場ながら、得点力も見せつけた。小菊監督は「堅守の福岡相手に多くの時間で攻守ともにゲームコントロールできたこと。勝てたこと、クリーンシートで勝てたこと。たくさんのうれしい要素がつまったゲームだった」と評価した。 また、相手GKの永石と交錯し、ともに負傷交代したMFルーカスフェルナンデスについては「ルーカス、永石選手、一生懸命やったなかでのけが。2人の状態が気になる。ルーカスはいま病院のほうに行っていますが、詳細はまだ分からない。ルーカスに関してはハーフタイムには意識を取り戻して、コミュニケーションが取れるような状況ではあった」と説明した。