日経平均は9.23円安の38,362.53円で取引を終了…下落局面では“押し目買い”も【8月29日の国内株式市場概況】
2024年8月29日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
8月29日の日経平均株価は、前日の米株相場の流れを引き継ぎ下落してスタート、下げ幅は一時400円を超えました。もっとも、売り一巡後は主力株を中心に押し目買いの動きが強まると、日経平均株価は後場にプラスに転じる場面もみられるなど、底堅さが確認されました。結局、指数は前日比9.23円安の38,362.53円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが115銘柄、値下がりが109銘柄、変わらずが1銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ディスコ〈6146〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、KDDI〈9433〉、第一三共〈4568〉、ファナック〈6954〉、京セラ〈6971〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は16億0,300万株、売買代金は3兆8,556.02億円となり、前日と比べて増加。 業種別では、海運業、保険業、医薬品、卸売業、電気・ガス業などが上昇した一方、サービス業、パルプ・紙、ゴム製品、金属製品、証券業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+181円(+11.41%)の1,768円、2位がジャパンディスプレイ〈6740〉で+2円(+8.70%)の25円、3位がエイチワン〈5989〉で+71円(+7.79%)の982円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がネクセラファーマ〈4565〉で-258円(-15.03%)の1,459円、2位がエンプラス〈6961〉で-660円(-8.56%)の7,050円、3位がイズミ〈8273〉で-272円(-7.84%)の3,198円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは58銘柄、年初来安値を更新したのは3銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部