飯田商店が「デニーズの担々麺」を監修する、意外と深い背景とは。ネットで度々バズるメニューだけど、一体なぜ清湯系のラーメンで有名な店が?
「なかなかお店まで食べに行けないという人のために、まずはデニーズで食べていただいてから実際にお店に行ってみたいと思わせたいと思っています。 店主のこだわりをどこまで再現できるのかがポイントになってきます。そして、それをどうオペレーションに落としていくのかというところです。 このシェフ監修メニューを登場させたことによって、お店の調理のレベルも上がってきています。シェフの想いに応えようという気持ちがお店にも伝わっているんだと思います」(北田さん)
通常の担々麺を食べただけで、デニーズの本気度がシェフにも伝わるのだろう。 デニーズの担々麺は、日本中の担々麺を徹底的に分析して分類を行い、デニーズの担々麺の立ち位置を明確にしたうえで作り上げられた一杯。しかも、それをファミリーレストランのオペレーションで対応できるように仕上げていったのである。 たかがファミレスと侮るなかれ。まだまだデニーズの進化は続く。 ■その他の画像(飯田商店のメニューなど)はこちら
井手隊長 :ラーメンライター/ミュージシャン