ベネッセとサイバーエージェントが協業、業務改革で「AIクリエイティブセンター」設立
ベネッセホールディングスとサイバーエージェントは、生成AI(人工知能)を活用した制作・マーケティング領域の業務改革で「AIクリエイティブセンター」を設立したと12月11日に発表した。全社業務改革プロジェクトのうち社内業務の改革で、デジタル広告や最先端AIの知見をもつサイバーエージェントと協業してオペレーション改革を実現する。
顧客ニーズの変化に対応するパーソナライズ化したクリエイティブ制作を実現する。AIクリエイティブセンターを沖縄に設置し、制作拠点を一元化して効率的にクリエイティブを制作する。ベネッセ専用のAIをサイバーエージェントが開発し、制作ノウハウをデータベース化して蓄積。制作クオリティの向上と制作期間の短縮とコスト削減を図る。 ベネッセは1955年の福武書店の創業から2025年に70周年を迎え、教育、介護・保育、生活分野の課題解決では14年にタブレット講座、23年にAI学習コーチなど最新テクノロジーを活用してきた。事業だけでなく業務改革でも最新技術を活用するため、効果の高いクリエイティブを制作する「極予測AI」をもつサイバーエージェントと連携する。