桑木志帆が資生堂レディスで涙の初優勝! 「去年の忘れ物を取りに来られて本当によかったです」
今年からコーチ、トレーナーをつけ、本格的にゴルフに向き合い、初優勝を引き寄せた。コーチはプロゴルファーでみんなのゴルフダイジェスト特派記者の中村修氏。トレーナーは前に稲見萌寧を指導した小楠和寿氏。 「ネガティブになりやすいので、ネガティブな感情を言ったりしちゃうんですけど、去年まで1人で抱え込んでいたのを、周りがいてくれることによって1人じゃないと思えましたし、背中を押してくれたので力になりました」
故郷岡山の先輩・渋野日向子からも見えない力をもらった
故郷岡山の先輩・渋野日向子からも見えない力をもらった。2019年の第1回大会覇者が渋野で、そのときの帯同キャディが今週バッグを担いでもらった門田実氏。 「18番に行くときは雨が降っていたんですけど、門田さんが日向子ちゃんと優勝したときも同じような状況だったらしく、最後にアプローチしたところも同じだったみたいで、まったく同じ状況だねと話しながらやってました」
桑木は2003年1月29日、岡山県岡山市出身。4歳でゴルフを始め、2021年6月のプロテストに合格した。現在も倉敷芸術大に在学中で、趣味はカラオケ、好きな色はピンク、イエロー。初優勝はツアーデビューから出場93試合目での達成だった。 「今日は(支えてくれた父に)やっと優勝を見せられてよかった。一番の味方でもあるので、優勝して欲しいと思っていたと思うので、ほっとしています。次は2勝、3勝と勝利を重ねていけるように一生懸命に頑張ります」 大器が殻を破り、飛躍のときを迎えた。
みんなのゴルフダイジェスト