渋野日向子が主催ソフトボール大会で金メダリスト斬り 特注グローブは“岡山愛”全開
女子プロゴルファーの渋野日向子が22日までの2日間にわたり、「渋野日向子杯 第3回 岡山県小学生ソフトボール大会」を開催した。男女混合16チーム(288人)、女子4チーム(63人)の計20チーム(351人)が参加。この日は岡山県野球場で決勝が行われた。 【画像】松山英樹のピッチングフォーム<2018年> 開会式では大会主催者としてあいさつ。参加選手や大会開催に協力してもらった地元の競技団体、自らのスポンサー企業に感謝した上で「主催者としても、すごく楽しみにきょう1日を待っていました。寒い中ですが、けがをしないように、悔いが残らないように楽しんでプレーしてください。楽しいことが盛りだくさんなので、けがをせず頑張りましょう!」と笑顔で話した。
恒例の始球式では「東京五輪」ソフトボール金メダリストの原田のどかさん、山田恵里さんと対決した。同じ岡山出身、3年連続の対戦となった原田さんは今年限りで現役を引退。渋野は「筋肉痛になりそう」と苦笑するほど入念なウォーミングアップでしっかり肩を温めてマウンドに上がると、力強いボールで詰まらせてセンターフライに打ち取った。日本ソフトボール史上最高の打者とも呼ばれ、2022年に引退している山田さんに対しても、昨年ライト前に運ばれたリベンジとばかりに1球でファーストゴロに仕留めて大喜びだった。
ゼット株式会社による渋野の大会特注グローブのウェブ部分には岡山県のシルエットがデザインされるなど、地元愛全開。「岡山県民しか分からん」と笑いながら、小学2年から6年までプレーした競技、そして岡山への恩返しの思いを込めた3年連続のイベントを自らも楽しんだ。(編集部・亀山泰宏)