藤尾翔太が誓う平河悠との“町田ホットライン”再開通「次はA代表でまた一緒にできたら」
パリオリンピック2024(パリ五輪)の戦いを終えたU-23日本代表が帰国し、取材対応を行った。 藤尾翔太(FC町田ゼルビア)は全4試合に出場し、初戦のU-23パラグアイ代表戦では途中出場から2得点をマークする活躍を見せた。準々決勝のU-23スペイン代表戦では、山田楓喜(東京ヴェルディ)に代わって後半開始からピッチへ。「やれていたと思う」と一定の手応えを得たものの、結果は0対3で完敗。「決定力で差があった」と認め、2得点を記録したフェルミン・ロペス(バルセロナ)については「しっかり枠を捉えていて、すごいなと思った」と振り返った。 解散式ではキャプテンを務めた藤田譲瑠チマ(シント・トロイデン)から「全員で高め合って、より高いステージでまた一緒にサッカーができるように。自チームに戻って、高め合って行こう」という話があったと明かしてくれた。藤尾が次に目指すのはもちろんA代表だ。「ゴールをもっと量産すること。森保(一)監督に必要としてもらえる選手になっていきたい」と意気込む。「しっかりと成長して、また世界の舞台でリベンジをしたい」と今後を見据えた。 藤尾は昨年3月に当時J2だった町田に期限付き移籍で加わると、33試合で8得点2アシストを記録。J2優勝・J1昇格の原動力となり、今季からは完全移籍で町田の一員となった。所属する町田でも代表でもチームメイトだった平河悠は、今夏からイングランド2部のブリストル・シティへ。初戦で負傷交代を余儀なくされ、以降は欠場が続いた“盟友”との新たな誓いを立てた。「町田でも代表でも『俺にアシストしろよ』と言っていました。五輪ではなかったので、次はA代表でまた一緒にできたらと思います」。
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