【闘病】“後縦靭帯骨化症”と告知。「病気と闘う気力は残っていない」と思いながらも続けた闘病生活
編集部まとめ
今回は国の指定難病にも入っている「後縦靭帯骨化症」を患いながらも、懸命に日々を生きているmicoさんからお話を聞きました。micoさんは辛い闘病生活に苦しめられながらも、今を必死に生きてできることが1つずつ増えることに喜びを感じて過ごされています。 micoさんは「闘病の日々を前向きに考えることは難しい。それでも今を生きている」と考えることが大切と捉えているそうです。 後縦靭帯骨化症は見た目ではわかりにくい難病ですが、患者様自身も辛い時には素直に助けを求めること、そして周囲の人からは手を差し伸べることが大切だと学びました。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
【体験者プロフィール】 micoさん(仮称) 母、息子と3人で暮らす50代の女性。うつ病の闘病中の2021年春頃に突然首の痛みを感じ、次第に手のしびれや倦怠感、食欲不振などの症状が現れ始める。整形外科を受診すると「頚椎椎間板ヘルニア」と「変形性頚椎症」との診断を受ける。しかし、診断に疑問を感じて文献を調べるうちに別の病気の可能性に思い当たる。神経内科を受診・精査したのち、再度整形外科で「後縦靭帯骨化症」の確定診断となった。11時間にわたる手術や寝たきり生活を経て、現在は車の運転ができる状態まで回復している。
【この記事の監修医師】 北村 亜以 先生(医師) ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。
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