坂元達裕所属コヴェントリーがランパード招聘へ交渉進める…成績不振で7年務めたロビンズを先日に解任
コヴェントリー・シティがフランク・ランパード監督の招聘に向けて交渉を進めている。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。 2017年から指揮するマーク・ロビンズ監督の下でシーズンをスタートさせたコヴェントリー。しかし、坂元達裕が所属するチームは、14試合を終えて4勝どまり(3分け7敗)の17位に沈む。そして7日、クラブは指揮官交代に踏み切った。 現在、ライズ・カー氏が暫定的にチームを指揮するコヴェントリーは、新指揮官探しに着手。オーナーのダグ・キング氏は先日に「我々は高いクオリティの人たちからとても多くの数の履歴書を受け取り、その中の1つはフランクのものだ。まだ何のプロセスも進んでいないが、これからすべてのことを評価する」と話していた。 そして『スカイスポーツ』によると、現在コヴェントリーとランパード監督は交渉を行っており、話し合いは進展している模様。ただし、まだ合意には至っておらず、今週も話し合いが続けられている。 現役時代にチェルシーで大活躍した元イングランド代表MFランパード監督は、引退後にダービー・カウンティやチェルシー、エヴァートンで指揮を執り、2023年4月から短期間にわたって再び古巣を指揮した。しかし、それ以降1年半にわたって無所属が続いている。 元アーセナルのアラン・スミス氏は、ランパード監督がエヴァートンや2度目のチェルシー時代にほとんど結果を残せなかったことを受け、同指揮官の現場復帰について「ランパードは今、これを成功させなければならない。コヴェントリーで失敗すれば、次の機会を得られるまでにとても長い時間が掛るかもしれない」と指揮官として成功するためのラストチャンスになり得ると予想した。