【セイコー×スタジオジブリ】世界限定1,500本。「風の谷のナウシカ」コラボウォッチのこだわりがすごい
2023年に公開された映画『君たちはどう生きるか』でも話題となったスタジオジブリ。これまで送り出してきた数々の名作の中でもファンが多いのが、1984年に公開された『風の谷のナウシカ』だ。この度、セイコー プレザージュとスタジオジブリが大切にしている「日本の真摯なもの作り」という思想に基づいたコラボレーションの第3弾として、同作品をモチーフにした数量限定モデルの腕時計を発売。隅々までこだわり抜いたファンも納得の仕上がりとなっている。 【写真】はじめてのグランドセイコー|大人が一本目に選ぶべき名作12選をチェック!
今回のコラボモデルは、作中でナウシカが使用したどこか優しく温かな印象を持つ緻密な道具や機械からインスピレーションを受けてデザイン。腕時計全体から直線を排し、丸みのあるデザインに仕上げているのが特徴だ。丸型のケースにヴィンテージ風の加工をほどこすことで、使い込まれた道具感を演出しながらも、ダイヤシールド加工が、日常使いの擦り傷や小傷から本体をガードする。 ナウシカが作中で着用している青い服と同じ色合いのダイヤルは、琺瑯職人の横澤満氏監修のもとに生み出した柔らかい光沢と温かみのあるブルーの琺瑯を採用。6時位置には、服に描かれた紋章をあしらっている。木の葉のような形状の時分針はダイヤルに映えるホワイトカラーで、分針を長くすることで、時刻の判読性を確保し、秒針はゴールドカラーに仕上げてアクセントにしている。
また、グローブを着けたナウシカがこの腕時計を使用することをイメージして、操作しやすい大きなりゅうずを採用。その側面には、作中に登場する「王蟲」の眼をモチーフにしたブルーのガラスをあしらい、レザーストラップの内側にも「王蟲」を刻印している。 シースルー仕様の裏ぶたからはゴールドカラーの回転錘の動きを眺めることが可能。ガラス部には、腐海の深部から植物が芽生え、地球が浄化されていくことを暗示する作品のラストシーンと、風の谷の言い伝えである「Clothed in blue robes, descending onto a golden field.(そのもの青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし)」の文字が記されている。
映画のワンシーンがプリントされたスペシャルボックスには、宮﨑駿監督からのメッセージ「時間にしばられずに生きましょう」が表記されたカードが付属しているのもファンには嬉しいポイント。世界限定1,500本で発売され、国内販売分は600本と希少なモデルゆえ、欲しい人は早めにチェックしておこう。