「確信がもてない」マンUのOBはアモリムの3バックシステムが若手育成に影響を及ぼすと予想
ブレイクは簡単ではない
元マンチェスター・ユナイテッドでレジェンドのリー・シャープ氏とディミタール・ベルバトフ氏は、古巣の現指揮官であるルベン・アモリムの下で若手選手がブレイクすることはすぐには難しいと考えているようだ。『The Sun』が伝えている。 [動画]今のユースはどれぐらい優秀? 怪物だらけのU-18マン・ユナイテッド シャープ氏は、アモリムがトップチームで採用している3バックシステムは未だに主力選手でさえ完全に習得しきれていない戦術のため、クラブ全体に浸透するには時間がかかると考えている。以下のように述べている。 「マン・ユナイテッドでは若手育成は常に重要だ。ユースチームの育成を励まし、チャンスを与えてくれる監督の存在が極めて大事だ。しかし、アモリムの下でそれができるかどうかわからない」 「彼にとって初めてのシーズンだが、ベンチに座っているメンバーを見るとシステムにフィットしない限り、若手がデビューすることはあまりないだろう」 続けてベルバトフ氏も意見に同意しながら以下のように語った。 「マン・ユナイテッドではこれまで3バックを採用したことがなかったため、16歳以下や18歳以下の選手全員、試合への取り組み方を変える必要がある」 現在、公式戦3連敗を喫しているマン・ユナイテッド。クラブでの若手をうまく育て、トップチームで戦力になる選手をデビューさせるために、現在のシステムをいち早くクラブに浸透させるべきかもしれない。中長期的な視点でクラブについて考えなければ再建は厳しいものになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部