【海外転妻さんの実際の話】仕事・転職、子育て…様々な問題をポジティブ変換して乗り換えたエピソードを紹介
悲喜こもごもを深掘りします \ちょっとディープな/ 転妻さん3人のポジティブ変換ストーリー
逆境をものともせず仕事を続けた人、しばらく休んだ人、夫のサポートに徹した人。どれも自分で選んだ道だから、その選択に悔いなし!
同じ思いを抱く、転妻コミュニティを立ち上げました!
●転勤族の妻のためのキャリアコミュニティ kinocom代表 きのこさん 東京→香川→東京→ベトナム 2021年キャリアを諦めない転妻のコミュニティ「kinocom」を立ち上げる。書籍『転勤妻サポートBOOK』(Amazon)も好評。 私自身が、“父の単身赴任”を体験。そのため、家事育児の負担がすべて母にかかっている状態でした。母はかなりのストレスを抱えていたと思います。その経験があったので、“夫が単身赴任”という考えは、まったくありませんでした。キャリア的なモヤモヤは、確かにあります。国内転勤でも、地域のことがまだわからない状態で、しかも子育てしながら働ける場所を探すのは難しいですし、海外ならなおさら。ただ、そこで諦めたくはなかったので、自分の可能性を広げるためにwebスキルやコーチングなど、興味のある分野を学び続けるなど努力を重ねました。現在はビザを切り替え、現地で就職。また、同じように「転妻だけど、キャリアに向き合っていきたい」と考える人たち向けのコミュニティ「kinocom」を立ち上げ、わかり合える仲間と出会えたのも、転勤の経験があってこそだったと思います。
\ Career / 仕事・キャリア
▶働きたい一念で、現地就職を叶えました 地方や海外では選択肢が少ないのが現実。まだまだ、リモート勤務よりも“通勤”を求められることが多かったので、正直、子育てしながら働ける環境が少ないと感じました。また、海外ではビザや夫の会社の規則によって妻の就業が禁じられているケースもあり、キャリアにおいてはずっとブレーキをかけられている感覚でした。そんな中、夫の会社の規則の確認や税理士さんへの相談を重ね、ビザを切り替え、現地就職にたどり着けました。
\ Child-raising / 子育て
▶正直、これは考え中。この先の課題です ベトナム在住のため、日本人学校かインターナショナルスクールかの選択に迷いました。結果、わが家では帰国子女の知人からのアドバイスで、「小さい頃はまず、母国語の素地を身につけてから、外国語を吸収できるようにする」ことを優先。夫はこの先も海外勤務を希望しているので、日本人学校のない地域に転勤した場合のことなどは、課題として残ったままです。娘自身はといえば、何度もの転勤にちゃんと順応。子どもってすごい!