【海外転妻さんの実際の話】仕事・転職、子育て…様々な問題をポジティブ変換して乗り換えたエピソードを紹介
\ Home / 家
▶100%満足いく家にはなかなか住めません…… いつどこに転勤が決まるかわからないので、マイホームの夢は早々に諦めました。賃貸生活なので、物件や転勤先によっては前使っていたものは合わないこともあり、ずっと“100%満足いく家”にはならないですね。家電や家具には、奮発する気もなくなります。ちなみに以前、「人生の1/4を占める睡眠を大切にしたい」と高級ベッドを購入しましたが、次の転勤先の寝室は畳の和室! あのときのショックは半端なかったです……。
\ Relationships / 人間関係
▶人との新たな出会いに恵まれるところが好き! 大学時代から関東に住んでいたので、友達はみんな関東に。そんな状態で香川県に転勤。友達ゼロの状態で、妊娠&乳児の子育て時期を過ごしたので孤独でした。ベトナムに来てからは、働いている駐在妻は少数派のため、平日の予定が合わず、なかなか遊ぶことができません……。ただ、私自身は新しい場所や人に出会うことが好きなので、転勤生活は自分の特性に合っていると思うし、大変なことはありますが気に入っています。
職歴はブランクでも、転妻ならではの強みをアピール!
●kinocomメンバー KHさん 東京→ドイツ→東京→イギリス→和歌山→東京(予定) 子どもが小さいうちは、自分のキャリアより家族そろっての暮らしを優先。イギリスからの帰国時はコロナ禍で一苦労。 夫は海外で働くことが目標だったので、「夢が叶ったんだ!」とパートナーとしてうれしい気持ちになりました。ところが日がたつにつれ、自分のキャリアが途切れること、言葉のわからない土地で暮らす不安なども生まれ、複雑な心境に。夫は海外駐在をやり遂げた人間としてハクがつくのに対し、私はその期間、キャリアとしてはブランク。夫をうらやみました。そこで、「悩んでも仕方ない!」と語学を勉強。カフェでアルバイトができるほど現地になじむことができました。帰国後に仕事を探す際は、転勤族の妻であること、海外生活中は日本での仕事経験は積めなかったけれど、異文化や語学などを学び、初めての土地でも道を切り開いてきた行動力をアピール。その経験が評価され、再就職につながりました。仕事を辞めていた期間があっても、とらえ方を変えれば、その経験はポジティブなものにもなる、と気づきました。