「スイカ磨く機械なんて存在したのか…」 農家支える1台、見た目はボロボロも…現役の働きぶりが話題
自動ブラシ機はレトロ感あふれるが、現役バリバリで活躍を続けており、スイカの出荷をしっかりと下支えしている。家族の一員のように大切に扱い、直し直し使ってきた。 「この自動ブラシ機は祖父の代から使っています。スポンジがクッションの部分が劣化でボロボロになるのでその都度修復したり、はかりが故障して交換したりしながら大切に使ってきました。夫は小さい頃から祖父の手伝いをしてきたので、毎年スイカの時期になるとこの自動磨き機を出してスイカの選別作業をしてきました。祖父との思い出が詰まった大切な品です。見た目はボロボロになってしまいましたが、まだまだ現役で頑張ってくれているのでこれからも大事に使っていきます」 投稿は大反響で、1.5万件以上のいいねを集めている。「すげー、スイカ磨く機械なんて存在したのか…」「スイカって出荷前に磨いたりするんですね 初めて知りました」「想像以上にボロくて可愛い!」「こんな手間が!ありがとうございます!」「すごい! 実際に食べる機会は少ない皮の部分まで磨く。夏の風物詩として、食べる以外の価値もお届けしてる」「いつまでも元気で動いて欲しいですね!」など、驚嘆の感激の声が続々と寄せられている。スイカを磨くための農業用機械があることを今回の投稿を通して知った人も多そうだ。 スイカの収穫時期が本格化しており、汗を流す忙しい日々だ。農家のヨッメさんは「投稿をきっかけにたくさんの方に興味を持っていただき、うれしく思います。スーパーに並ぶ野菜やフルーツは、収穫後も選別や調整などの手間がかかっています。消費者の皆様へ安心安全でおいしい野菜を届けるための私たち農家の取り組みや、農業の魅力がたくさんの人に伝わるように、これからも積極的に発信していきたいと思います」と前を見据えている。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム