仕事しながら、買い物しながら、外でできる“新スキマストレッチ”5種目。
思った時にすぐできるスキマストレッチをパワーアップ。 簡単な運動と組み合わせるとなぜこんなに効きが違う? 仕事しながら、買い物しながら、外でできる”新スキマストレッチ”5種目。
(静)左脚の膝を曲げつま先を持ち、そのまま膝を後方に引く。30秒キープしたら反対も行う。
(静)つま先を上げ、柱の根元に足裏を軽く押し付け、ふくらはぎを伸ばす。30秒。反対も。
(静)レジ待ちの間、両手を後ろで組み、胸を張りながら、腕を上方に上げる。30秒を目安に。
(静)スマホを持たない側の手を後頭部にあて、斜め前方に頭を引く。30秒。反対も行う。
(静)立ち止まって膝を曲げ前屈し、両手で両足首をつかんだまま膝を伸ばす。30秒キープ。
“ながら”でやってラクになる! 動+静の、新スキマストレッチ
ストレッチには種類がある。腕なら腕、ある部位を伸ばしたまま一定時間キープするのを「静」とするならば、肩をぐるぐる回しながらほぐすやり方は「動」である。トレーナーの清水忍さんが今回教えてくれたのは、動+静の新しいスキマストレッチ。 「専門的に言うとスタティック(静)とダイナミック(動)のストレッチの組み合わせですが、全然難しいものではありません。いつもの静的なスキマストレッチの前にちょっとした簡単な運動をプラスする。すると、より効果が上がりますよ、という提案です」 なぜ効果が上がるのか? 「伸ばす前に軽く体を動かすと、血流が上がり、疲れが取れやすくなるんです。やってみると実感できます」 動と静の組み合わせは、ごく狭いスペースで、一連の動作の流れでできるものを取り揃えた。 「スキマストレッチの最大のコンセプトは“わざわざやらない”ということ。私などは習慣化していて、物を拾うときも、もも裏伸ばしが癖になっている。“ながら”でちょこちょこやってみましょう」 小さな積み重ねも、やがてやらないと気が済まなくなる、そうなったらしめたもの。体が変わってきた証拠だ。