<センバツ九国大付>校舎に長さ13メートルの懸垂幕 今年度の卒業生が掲揚装置寄贈 /福岡
第94回選抜高校野球大会に出場する九州国際大付(八幡東区、西元孝幸校長)の正面玄関横の校舎に、甲子園出場を祝う長さ約13メートルの懸垂幕が28日、お目見えした。今年度の卒業生が卒業記念に掲揚する装置を学校に寄贈した。地域へPRするとともに選手たちを後押しする。 懸垂装置は3月1日に卒業式がある現3年生の卒業記念品として同校に寄贈され、5階建ての高校棟B棟外壁に2基設置された。そのうち1基に、「祝甲子園出場 第94回選抜高校野球大会」と書かれた懸垂幕が28日午前揚げられた。 西元校長は「学校の前を通る地域の皆さんにも見える場所で、本番に向け機運を盛り上げ、大会後に『出場』の文字を『優勝』に変えた幕を掲げられるよう願っている」と話していた。【浅野翔太郎】 〔北九州版〕