29歳の“元MVP男”は父と同じ「ピンストライプ」を着るのか ソトの動向次第でヤンキースなど複数球団による争奪戦も
ヤンキースが、今永昇太や鈴木誠也が所属するカブスのコディ・ベリンジャーの獲得に向けて動向を伺っていると『MLB公式サイト』が報じた。 【動画】「本当に美しい」今永昇太の美しい“漢字”サインに絶賛の声 同サイトは、シカゴのラジオ局『670 The Score』のブルース・レバイン氏の報道に触れ、「ヤンキースは最近カブスにコディ・ベリンジャーのトレードの可能性について連絡した3球団のうちの1つで、他の2球団はマリナーズとアストロズ」だと伝えた。 ただ、現時点で大きな進展はないようで、「レバイン氏は、フアン・ソトがどのチームに所属したいかを決めれば、ベリンジャーの市場は活気づくだろうと予想している」と記した。 今オフFA市場を騒がせているファン・ソトには今季在籍のヤンキース、メッツ、ブルージェイズ、レッドソックスの5球団が争奪戦を繰り広げ、ソトを獲得できなかった球団がベリンジャーのような別の強打者に方向転換する可能性がある。 ベリンジャーはドジャースの主軸として2017年に39本塁打を放ち、新人王に輝いた。2019年には打率.305、47本塁打、115打点の成績を挙げてナ・リーグMVPを獲得している。 ケガの影響もあり不振が続き、2022年オフにノンテンダーFAとなって1年契約でカブスに入団した。2023年は打率.307、26本塁打、97打点の成績で同年オフにFAとなると、カブスと再契約を結んでいる。記事では、「ベリンジャーはFAだった昨オフ、しばしばヤンキースとの噂が流れた」と伝えている。 記事では、カブスが「29歳のベリンジャーのトレードに乗り気だという報道もある」とし、今季は130試合に出場して打率.266、18本塁打、78打点の成績だったが、新たな移籍先で再び輝きを放つ可能性がある。 また、「もしベリンジャーがピンストライプのユニフォームを着ることになったら、彼は父親がMLBでのキャリアの大半で着ていたのと同じユニフォームを着ることになる。(父親の)クレイ・ベリンジャーは1999年から2001年までヤンキースでプレーした」と紹介している。 元MVPの強打者は父と同じ「ピンストライプ」を身にまとうことになるのか、今後の動向に注視だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]