【函館記念】先行馬が複勝率42.4%で断然前が有利 東大HCの本命はデビットバローズ
前走の借りを返す
◎デビットバローズ 今年の1月に3勝クラスを突破。このときの2着エーデルブルーメも後にマーメイドS2着としている。昇級戦となった大阪城Sは後に大阪杯4着のステラヴェローチェとタイム差なしの2着と健闘。その後も新潟大賞典4着、巴賞2着とOPクラスでも先行しての善戦が続いている。巴賞はホウオウビスケッツに逃げ切りを許したが、今回は斤量差1.5kgあり、距離延長も歓迎。逆転する材料はそろった。 ◯アケルナルスター ちょうど1年前に函館で3勝クラスをマクリの競馬で突破。札幌日経オープンは今年の宝塚記念勝ち馬ブローザホーンには離されたが2着。その後も3600mのステイヤーズSを除いて掲示板を確保。こちらも斤量面で恵まれた。直近5走のうち3走を洋芝で走り3着を外していないことから、適性は十分と考え2番手とした。 ▲ハヤヤッコ 一昨年の当レース覇者。それ以降は勝ち星から遠ざかっているものの、昨年も函館記念は2着からタイム差なしの5着、中日新聞杯も2着と悪くない。8歳になった今年も金鯱賞でプログノーシス、ドゥレッツァら相手に4コーナー10番手から4着まで差し脚を伸ばした。前走の大阪杯は大敗したが、GⅠかつ外を回されたもので度外視可能。58.5kgの重ハンデだが激走してもおかしくない。 以下ホウオウビスケッツ、エンパイアウエスト、アウスヴァールまで印を回す。馬券は◎軸の3連複で勝負する。 ▽函館記念予想▽ ◎デビットバローズ ◯アケルナルスター ▲ハヤヤッコ △ホウオウビスケッツ ×エンパイアウエスト ×アウスヴァール 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
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