東電が福島第1「波高計」調査結果を報告(全文3)その後の影響は新潟県の技術委で議論
東京電力ホールディングスは20日午後、記者会見を開き、福島第1原子力発電所の波高計の設置箇所をめぐる調査結果を公表した。 【動画】東電が「安全改革プラン」進捗と福島第1「波高計」調査結果を報告 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東電が「安全改革プラン」進捗と福島第1の波高計調査結果を報告」に対応しております。 ◇ ◇
他の資料を持ち出してチェックする計画は?
L.C.M.PRESS:津波の到達時刻に関わる波高計というのは重要な位置の場所ですが、国会事故調に関して、その津波の到達時刻に関しての電源喪失との関連のデータ、過渡現象記録装置のデータも国会事故調が終わってからあとで見つかったということで公表されておられましたが、このように何年もたってから、あとからあとからデータが見つかった、実は違っていたというのがぽろぽろいまだに出てくるというのは、何をどれだけ把握している、持ってらっしゃるのかが東京電力、分かりませんので、これは今後、事務本館に今回、到達できたということで、ほかの資料を持ち出してチェックする計画とかというのはあるんですか。 高橋:必要に応じて持ち出しますが、これは先ほどもほかの記者からもご質問にあったとおり、今回の水平展開として、同様な2次データがないかということについては調査しております。 L.C.M.PRESS:すいません、質問の趣旨は、ここの定例会見で、質問に関して毎回、回答で、事務本館でしか資料がないので分からないという回答を8年ここでいただいてきたんですが、今後、事務本館の資料をどれだけ持ち出して、もう一度、国会事故調、政府事故調なりに精査しなおしてもらうというご計画はありますか。今後、事務本館の資料を見た場合、提出していたものが意外と全部違っていたという可能性はありますよね。 高橋:今回、国会事故調にこういったデータを提出してしまったわけですけども、国会事故調の報告に関わるデータについても、2次データに問題がないかということについても確認しております。ですので事故調に関わるデータについてはこの波高計以外はミスはなかったというふうに今、考えております。