東電が福島第1「波高計」調査結果を報告(全文3)その後の影響は新潟県の技術委で議論
事務本館の資料をチェックし直す計画は?
L.C.M.PRESS:ありがとうございます。質問の趣旨は、今後、事務本館のデータをこちらで、御社が持ってらっしゃらないものを、定例会見では事務本館にしかないということをたくさんご回答をいただいておりますので、事務本館の資料をチェックし直すご計画はありますか。今回、かなり重要なものが違っていたということ、その水平展開を踏まえて。 高橋:現時点においては、国会事故調に関わるデータに誤りがないということは確認できますが。 L.C.M.PRESS:すいません、政府事故調とか国会事故調とか。国会事故調に限らずです。 高橋:事務本館のデータを今後、チェックする計画はあるかというご質問でしょうか。 L.C.M.PRESS:はい。重要なものに関して、今まで御社が評価していたものと大きく、その評価は置いておいて、評価していたものと違っていたということを踏まえて、事務本館のデータをチェックし直す、その水平展開をするご計画があるかということです。 高橋:必要に応じて実施したいというふうに思っております。 L.C.M.PRESS:分かりました。ありがとうございます。 司会:じゃあ真ん中、後ろへ。
15時36分10秒が00秒になるので変わりがないということか
NHK:NHKの【アベ 01:37:34】です、お願いします。すいません、確認なんですけど、津波到達時刻の定義というか、どれを捉えているかなんですけど、15時36分台で変わりなかったというのは、要は未解明の報告書で、資料で付いているところの、15時36分10秒だったものが00秒になっていて変わりがないという理解でよろしいんですか。 高橋:失礼しました。12ページの表、修正前、修正後の表の一番下、ちょっと字が小さくて申し訳ないんですけども、波高計の設置位置から港湾付近までの所要時間がもともと85秒から106秒なんですけども、これが10秒程度、早まるということで、76から95秒ということでございます。 NHK:つまりそれを未解明で出されている報告書のほうで、後ろに付けられている黄色に色づけされているところがそれを反映したものかなと思うんですけど、そういう理解でよろしいんですかね、1の12のところですか。 高橋:そのとおりでございます。 NHK:とすると、津波到達時刻と言っているのは、第2波の2段目の10m盤に遡上してきたところを津波到達時刻と捉えているということでよろしいですか。 高橋:はい。第2波のほうが【支配的 01:39:08】だったということで、そちらの第2波で評価しております。 NHK:その第2波の、かつ1段目の15時34分56秒になっているところではなくて、10m盤に遡上して小規模に浸水し始めたところを到達時刻というふうに捉えているということですか。 高橋:はい、その理解で結構でございます。 NHK:ありがとうございます。 司会:じゃあ右手の一番後ろの方。