楽天の三木谷氏が携帯参入で会見(全文2)運用コストは40%削減可能
楽天の三木谷浩史会長兼社長は6日午後、記者会見し、今秋に新規参入する携帯電話事業について、本格的なサービス開始は「1か月後に始まるかもしれないし、年内いっぱいになるかもしれない」と述べ、予定していた10月より遅れる見通しを示した。 【動画】楽天の三木谷氏が携帯参入で会見「可及的速やかにフルサービス入りする」(2019年9月6日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「楽天の三木谷氏が携帯参入で会見「可及的速やかにフルサービス入りする」(2019年9月6日)」に対応しております。 ◇ ◇
このプラットフォームを世界展開
三木谷:最後になりますけれども、私のパートでは。われわれがつくったのは先ほど言いましたように、汎用的なチップであったりボードを使って世界で初の4G・5Gネットワークを実現した。これは5Gの世界になったときに新しくネットワークを引き直さなくていいわけですよね。アンテナさえ付ければ、さまざまなアンテナさえ付ければわれわれのネットワークに接続すれば、ソフトウエアのアップデートは必要ですけれども、走るようになっていくという革命的な発想でございます。 これを現在、今、日中関係が非常にヒートアップする中、世界の国々が、じゃあ中国の機器メーカーを使わなければわれわれはどうしたらいいんだということになっているわけですけれども、今後は楽天モバイル、日本でつくったこの技術をベースに、このプラットフォームの世界展開を行っていこうということで、実はもうすでに相当数の携帯電話会社から、この革新的な技術を使いたいというお問い合わせをいただいております。私のほうからは、ちょっと待ってよと。まずは日本だという話をしておりますが、今後この楽天がつくりました楽天モバイルの完全仮想化ネットワークが世界で使えるということになっていくんではないかなというふうに思っておりまして、大変われわれもエキサイティングに思っております。 このあと、タレックのほうから、もうより詳細にこの仮想化技術というのは何を意味するのかと、皆さん、いつからスタートするのか、カバレッジがどれぐらいになるのか、これについてもそのあと山田、そして武田のほうからも説明をさせていただきます。ご期待いただければというふうに思います。私からの発表は以上でございます。どうもありがとうございました。 司会:ありがとうございました。では続きまして楽天モバイル株式会社最高技術責任者、タレック・アミンより楽天モバイルのネットワークについでご説明させていただきます。なお、同時通訳を行いますので、必要な方はお手元のレシーバーをご着用ください。