楽天の三木谷氏が携帯参入で会見(全文2)運用コストは40%削減可能
消費者にメリットを提供できる
特に、これが唯一の製品なんです、日本で開発された。もちろんほかの大規模なOEMもいろいろなものを出しているんですけれども、しかしそれがどこで作られたかということを考えると、この製品は日本で作られ、エンジニアリングも日本で行われたということで、非常に私はこのパートナーシップを誇りに思っております。28ギガヘルツというもの、これ革新的な製品です。ミリ波というのが、まだまだ価値を提供できると思います。日本においては、消費者に対して非常にメリットを提供できると思います。周波数帯という意味でも。そして今後、大きく飛躍すると思うんです。5Gの展開という意味では、非常にシンプルだからです。これらのネットワーク、5Gをサポートいたします。ですから、5Gというのは、このアンテナを設置する、あるいはミリ波アンテナを設置するということです。シンプル化されています。 そのほかに起こったこと、私たちは日本の最大規模のIPv6、トランスポートネットワークになりました。IPというのはインターネットの言語です。IPv4のアドレスはもはやなくなりつつあります。ですから、これ、皆が狙っていること、皆がやりたいと思っているんですけれども、皆さま、私たちが唯一、最大のIPv4のネットワークを持っております。またトランスポート、バックボーン、大規模ネットワークセンターや、Far edgeにコネクトされています、セルサイドで。そして、8テラビットのトラフィックという膨大なものを持っています。4G、5G、6Gでも見られない。 このスライドなんですが、いや、本当に私たちは誇りに思っています。この世界中見渡してみまして、なぜ通信事業者が楽天モバイルと話をしたがっているのか、これこそがその理由です。皆が長年にわたってやりたいと思っていたことを、私たちはわずか1年で行いました。実現したんです。単に1つのVNF、Virtual Network Functionという観点からやっただけではありません。182ものVNFを実際に運用しています。これによって楽天モバイルは世界最大のVNF、モバイルインフラとなったわけです。非常にユニークだし、ものすごいメリットが私たちのネットワークにもたらされます。