楽天の三木谷氏が携帯参入で会見(全文2)運用コストは40%削減可能
大規模データセンターの建設を全て完了
各データセンターを構築することも極めて重要なことなんです。今日のアプリだけではなく将来のアプリ、バーチャルリアリティー、オーグメンテッドリアリティー、またクラウドゲーミングなどを考えても、お客さまにより良いサービスを提供するためにデータセンターを構築することが重要です。【xAd 00:31:21】のアプライアンス、これはインテルベースですけども、そういったものも含めてです。そして全ての仮想化アプリ。私たちのネットワーク上のアプリケーション。 また私たちもう1つ、非常に重要なことを忘れてはいませんでした。実はこれいつも忘れられがちなことです。サイバーセキュリティーです。セキュリティーこそアーキテクチャの抜本的なものだと思います。基本にあるものです。あとから思い付いたのではなく、セキュリティーは私たちの機具の根本としてもともと備わっています。ネットワークの機能として。 ということで、昨年の6月以降、今日まで何が起こったのか簡単にお話ししたいと思います。私たちは100%の自動化を行い、それをテスト、検証、また実装しました。そして100%の仮想化も行えました。ソフトウエア、アーキテクチャを仮想化し、ネットワーク上に配備しています。またIPバックボーン、主要なスーパーハイウエーも構築しました。また世界最大の仮想ネットワーク、こちらは完全に検証されたものです。デスティネーションが。またデジタル・エクスペリエンス・システムも完了しています。そしてこれらのエッジ・データ・センターの建設、または大規模データセンターの建設なども全て完了しています。
大規模セントラル・データ・センターも業務開始
ですからコアネットワークの機能の全てが今や完了しているということを申し上げられます。簡単に申し上げますと200超のエッジ・データ・センターをわずか1年で完了したんです。これは非常に素晴らしいことではないかと思います。何千ものサーバーを配備してコンフィグレーションしてテストをしました。そして、これがこのアーキテクチャに実装されたわけです。また、大規模のセントラル・データ・センターもすでに業務開始しております、統合されています。そして仮想RAN、バーチャルRANですけれども、これが最も誇りに思っていることです。これは通常OEMからすぐに買ってこれるようなものではありません。この無線。これは楽天の全体の基地局ですけれども、最も素晴らしい革新だと思います。非常に高い技能を持ったエンジニアを活用して、今までの複雑性を軽減いたしました。今、日本にある最高のエレクトロニクスの能力を使ったわけです。しかもかなり大規模に。 しかしもっと改善できると思っています。こちらは第1世代でありまして、何千もすでに実装されていますけれども、基地局としてアンテナやリモート・ラジオ・アンテナ、無線アンテナが付いています。ヘッドが付いています。それをさらに単純化した第2世代、このリモート・ラジオ・ヘッドと、その他をこの1つのすてきなプラットフォームに統合しています。シンプル化したわけです。ですから、この建設作業者もこういったものを単に設置すればいいのであれば、彼らの人生もずっといいものになるでしょう。 しかし、まだ5Gというさらに優れたもの、誰も考えたことのないようなもの、セキュリティーについて考えますと、セキュリティー、ソフトウエアのセキュリティーだけの話ではないんです。皆さん、サプライチェーンのセキュリティーのことを考えたことがありますか。どんなところからコンポーネントがやってくるのか。またどんな心配事があるのか。国として通信ネットワークのセキュリティーを高めるという義務があります。ですから、私も私たちもこのNECとの提携を非常に誇りに思っています。