「都構想」に反対 自民が第一声(全文1)正しく知ればノーになる
これは党対党の戦いではない
徳永:皆さん、おはようございます。 複数:おはようございます。 徳永:大阪府議会議員の徳永愼市と申します。自民党大阪府議団を代表いたしまして話をさせていただきます。今日、5年前に終わったはずの大阪都構想、大阪市を廃止して特別区を設置するこの住民投票が再び行われます。10年前からずっと議論した中で、私たちはメリットよりもはるかにデメリットが上回るものだとずっと議論をしてまいりました。 その中で、まだこのコロナの状況の中で、残念ながら11月1日、まだまだ皆さんがよく分かっていない状況の中で行われてしまう。しかしながら、もう決まったからにはしっかりと11月1日までに多くの皆さんがご理解をいただいた上で、この大阪市がなくなるかどうか、大阪市民の皆さんの手で決めていただきたいと考えています。私たち自民党大阪府議団はずっと議論をしてまいりました。大阪市議会議員の皆さん、また、大阪府連の中でもさせていただいた一時反対の方向でというものもありましたけれども、そういった議論の中、そしてまた、自民党大阪府連の都構想反対という決定の中、8月28日の議決のときには、多くが反対というような表明を議決させていただいたところであります。 これからしっかりと11月1日の投票まで戦ってまいります。今、報道のほうではよく分かってないという方が7割ほどいるという話が出ております。それでも7割方が、まだどちらか決めていないんじゃなくて、多くの方が賛成、反対という形で決めているかと思います。しかしながらやはり、この分かっていない中で本当に大阪市をなくしていいのか、存続していくべきなのか、判断をしてよろしいんでしょうか。 これは党対党の戦いではありません。政策の話でもありません。この大阪市民の皆さんの生活、それをこれからどうやっていくべきなのか、大阪の未来をどうしていくべきなのか、市民お1人お1人の皆さんの決断で決まっていくんです。1つ、大阪市民の皆さんの責任において今回の11月1日の住民投票で決まっていくんです。だからこそ私たちは11月1日までしっかりと市民の皆さんに、この都構想というものがどういうものなのか、問題点はどういうものなのか、そしてまた、私たちは大阪をどうしていくのか。改革していかないかんところはしっかりと述べていく。そして私たちがしっかりとこれからの大阪を引っ張っていくために、この20日間しっかり取り組んでまいります。厳しい厳しい戦いですけれども、自民党、一致団結をして戦ってまいります。よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 【書き起こし】「都構想」に反対 自民が第一声 全文2に続く