【EL】久保建英、終盤でも止まらぬ足「過密日程に感謝をしたいなと個人的には思います」
<UEFA(欧州)リーグ:Rソシエダード2-0アヤックス>◇28日◇1次リーグ第5節◇レアレ・アレーナ 【サンセバスチャン=高橋智行通信員】Rソシエダードの日本代表MF久保建英(23)には、過密日程も受け入れられるタフさがついている。 アヤックス(オランダ)戦は2試合連続の先発となった中でも、終盤まで相手ボールを追い、攻撃となれば一気に最前線まで飛び出していく走力が光った。 11月10日のバルセロナ戦(1-0)でも最後まで衰えぬ運動量と高い強度でのプレーを披露したが、この日も後半22分の先制アシスト、後半40分の追加点と終盤にかけて足が止まらなかったことが1得点1アシストの要因だった。 その背景について久保はこう話した。 「(終盤でも)走れるようになってくるかなと思います、一番は。分かんないです。特に取り組みとか変えてるわけじゃないんですけど。ずっとやってる練習が、地道なものが功を奏しているのかなと思います」 過去2シーズン同様に過密日程となっている。今回も日本代表戦明けの中だが、過去と比べても現在の状態はすこぶるいい。 「今のところ悪くない出だしだと思いますし。過密日程と言っても、多分これで週1しか試合がないチームに行ったら、それこそ中村(敬斗)選手とかももっと試合をしたいって言ってたんで。過密日程であることに感謝をしたいなと個人的には思いますけど」。 ここからさらにスペイン国王杯も入ってくるが意に介さず。「とりあえず勝てるところは勝って。でも負ける時は負けるんです。とりあえず勝てる時に勝ってきたいかなと思いますね」と泰然自若とした。