モナコ指揮官が語る南野拓実「以前の彼はベストコンディションでは…」|リーグアン
モナコを率いるアドルフ・ヒュッター監督がFW南野拓実について語った。サッカーメディア『GOAL』が伝えている。 南野は2022年夏にリヴァプールからモナコに完全移籍すると、初年度こそ芳しくないパフォーマンスが続いたものの2023-24シーズンは本領発揮。ここまで公式戦19試合5ゴール5アシストを記録している。 2023年夏にモナコ指揮官に就任したヒュッター監督は、ザルツブルク時代にも南野を指導していたことから、同選手のポテンシャルを引き出した要因の一つに挙げられている。しかし、当人は過去のモナコ指揮官との比較を避けた。 「以前に彼を指導していたコーチについて話をするのは適切なことだとは思わない。それに、以前の彼はベストコンディションではなかったのかもしれない」 一方で、以前から互いの特長を把握していることの影響は認めた。 「ザルツブルクで一緒にやっていたし、彼はコーチとしての私のことをよく知っている。そのことは間違いなく彼の助けになっただろうね。シーズン序盤のストラスブール戦で、彼は2ゴールをマークして自信を取り戻した」 そして、日本時間19日のリーグアン第22節トゥールーズ戦に向けても期待を寄せている。 「(チームの)プレースタイルはより彼に適したものになったし、チームメイトのことも昨季よりよく理解している。アジアカップで数週間離脱していたこともあり、調子を整える必要はあるが、(前節)ニース戦でもかなり調子が良さそうだった」