【新NISA】「毎月1万円・3万円・5万円・10万円」で20年間運用すると資産はどうなる?【シミュレーション結果一覧表】
【参考】物価上昇に対して支出をどう減らしている?
株式会社LENDEXが実施した「円安と値上げ」に関する調査をもとに見ていきましょう。 調査概要は以下の通りです。 ・調査期間:2024年5月9日~2024年5月10日 ・調査方法:第三者機関によるインターネット調査 ・調査人数:300人 ・調査対象:20歳代~60歳代の男女 ●支出を抑えるためにどのような対策をしているのか 回答者が支出を抑えるために行っている対策としては、回答が多いものから順に以下のようになりました。 ・できるだけ安いものを買う:62% ・買い物を減らす:42% ・外食を控える:34% ・自炊をする:28% アンケートの結果から、日常の小さな工夫を積み重ねることで、家計の負担を少しでも軽減していることが分かります。 次の章からは、新NISAと比較検討されることの多いiDeCoとの違いや特徴を解説していきます。
【現役アドバイザーが解説】NISAとiDeCoとの違いは?
NISAについて調べているとよくiDeCoについても出てくることがあります。 iDeCoは、自分が拠出した掛金を自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金は65歳になるまで拠出可能であり、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。 また、掛金や運用益、そして給付を受け取るとき税制上の優遇措置が講じられているのも特徴です。 主な違いは、引き出し可能なタイミング。引き出し可能期間がいつでも可能なNISAに対して、iDeCoは原則60歳以降と制限があります。 対象年齢もNISAが18歳以上という年齢制限のみであるのに対して、iDeCoは原則20歳以上60歳未満の国民年金加入者(条件付きで65歳未満も可)と、iDeCoはNISAよりも狭くなっています。 税制に関しても違いがあります。NISAは運用益が非課税、iDeCoは掛金の全額所得控除と運用益が非課税、さらに受取時に公的年金等控除(分割受取の場合)、または退職所得控除(一括受取の場合)の対象になるといった違いがあります。 どちらの制度にしても、無理なく長期間続けられる資金でスタートさせていくことが大切といえるでしょう。