「お前本当に虎の子か?虎の威を借る狐じゃないのか?」関根“シュレック”秀樹が王座挑戦を前に初代タイガーマスクの愛弟子にセメント発言!
17日、都内某所にて12月7日に後楽園ホールで開催される『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.27 ―力道山先生没60年追悼興行―』についての記者会見が実施。レジェンド王座戦を行う間下隼人と関根“シュレック”秀樹が対峙した。 現在、初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスの至宝たるレジェンド王座を戴冠しているのは、“初代タイガーマスクの二番弟子”間下隼人。 間下は長年に渡って兄弟子であるスーパー・タイガーを超えることが出来ず、デビューから約16年もの間“二番手”としてくすぶり続けていたが、今年2月にはついに殻を破って団体の至宝・レジェンド王座を戴冠。新たな団体の顔として驀進している。 間下の初防衛戦の相手には関根“シュレック”秀樹が名乗りを上げ、一時は今年8月大会での王座戦が決定。しかし、シュレックが同年6月の『RIZIN.43』に出場した際に眼底骨折、左頬骨陥没骨折、鼻骨骨折の重症を負ってしまったために流れたままとなってしまっていた。 シュレックは、柔術家・総合格闘家として活動しつつ2018年7月に44歳で超遅咲きのプロレスラーデビューを果たした選手。 青年時代はUWFインターに憧れてプロレスラーを志すも、挫折して警察官に。しかしその未練は約20年消えることがなく、ようやく夢を叶えたということでプロレスへの思いの強さはひとしお。現在はRIZINなどの総合格闘技のリングにも“プロレスラー”として出陣している。 プロレスの試合では正統派の試合はもちろんのことバラモン兄弟との試合で髪をバリカンで落ち武者ヘアーにされてしまうといった幅の広さを見せ、今月14日にはシュートボクシングで史上初の敗者髪切りマッチを敢行するなど常に話題を振りまいている。 会見で間下と対峙したシュレックは、落ち武者ヘアーのまま現れ「辱めを受けたこの頭、あとで坊主にすることも出来た。だけど、俺はプロレスラーだから。プロレスで起きたことはプロレスでしか精算できないと思ってるから敢えてこのままでやっています。間下選手、負けたら髪切りデスマッチ……受けてくれるか?俺は坊主になるんじゃ全然平等じゃないから間下くんの言う通りの髪型にする。もし間下が負けたら、このカット出来るか?」と落ち武者式カベジェラ・コントラ・カベジェラを提案。