別タイプのオスプレイに不安の声 墜落事故で屋久島住民ら
鹿児島県・屋久島沖の米空軍輸送機CV22オスプレイ墜落事故の救難活動で、米軍が沖縄県の普天間飛行場に所属する別タイプのMV22オスプレイを投入したことに、屋久島の住民らは2日「また墜落するのではないか」と不安の声を上げた。海上保安庁や自衛隊は7人の行方不明者の捜索を続けた。 奄美空港には2日朝から午後にかけ、機体番号の異なる3機のMV22が飛来し、離着陸を繰り返した。屋久島からは遠方を飛行するMV22とみられる機影が確認できた。 11月29日に沖合でCV22の落下を目撃した屋久島町の漁師中島正道さん(68)は「オスプレイが飛ぶと思うと恐怖でたまらない」と語った。