「首相と幹事長が辞めるべき」自公15年ぶり過半数割れに党内から退陣論も 国民・維新は立憲との連携に慎重な姿勢 野党“一枚岩”困難か?
野党は“一枚岩”難しいか
躍進した立憲民主党や国民民主党など野党側の今後の戦略について、国会記者会館からフジテレビ政治部・木村大久記者が中継でお伝えする。 立憲民主党幹部は、「与野党の議席が伯仲することで色々な手が打てる。政権交代への第一歩にしたい」と話している。 立憲民主党・野田代表: これから特別国会に向けて各党と誠意ある対応をしていくという、ご報告もさせていただいた。 立憲民主党の野田代表は28日、支持団体である連合を訪れ、特別国会での首相指名選挙などに向けて国民民主党など他の野党と協議していく考えを示した。 一方、国民民主党の玉木代表は立憲と連立を組むことに慎重な姿勢を示している。 国民民主党・玉木代表: 外交安全保障、原発を含むエネルギー政策や憲法など、一致がなければ協力というのは難しい。 また、日本維新の会も慎重な姿勢で、野党が一枚岩という状況にはなっていない。 野田代表ら執行部は現在、党本部に集まって今後の対応について協議していますが、当面は、“政治とカネの問題”で法案を国会に提出するなど、国会対応で連携して自民党に対抗するものとみられる。
日経平均株価が一時700円超値上げ
日経平均株価は、一時700円以上値を上げた。 週明けの平均株価は、値下がりして始まったあと、大幅上昇に転じた。 選挙結果を市場が織り込み済みだったこともあり、買い戻しの動きが広がった。 一方、円相場では、政局の不安定さを警戒し、日銀が利上げに動きにくくなるとの見方から、一時1ドル=153円80銭台まで円安が進んだ。 市場関係者は、「政治停滞が意識されれば、政策実現能力低下への警戒感が強まる」と指摘している。 日経平均株価、午前の終値は25日に比べ、549円58銭高い、3万8463円50銭、TOPIX(東証株価指数)は、2647.09だった。 (「Live News days」10月28日放送より)
フジテレビ,政治部