歴史好き必見! 安田靫彦展 東京国立近代美術館で5月15日まで開催
歴史上の人物や場面を描いたことで知られる日本画家・安田靫彦(ゆきひこ、1884-1978)の展覧会が東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1)で開かれている。 同美術館では76年以来、40年ぶりの回顧展となり、靫彦の画業80年におよぶ作品100点以上を展示する(一部作品の展示替えあり)。源頼朝・義経兄弟の運命の再会を描いた重要文化財『黄瀬川陣(きせがわのじん)』や切手にもなった『飛鳥の春の額田王(ぬかだのおおきみ)』(4月19日~5月15日)、『卑弥呼(ひみこ)』(4月17日まで展示)などの代表作のほか、これまであまり紹介されてこなかった明治期や戦時期の作品など、幅広い年代の作品が鑑賞できる。
安田靫彦は近代日本美術の発展に貢献した岡倉覚三(天心)から直接薫陶を受けた最後の一人として日本美術院の中核を担い、生涯をかけて歴史人物などを描いてきた。
開館時間:午前10時~午後5時(金曜日は午後8時まで)入館は閉館の30分前まで、休館日:月曜日(ただし4月4日、5月2日は開館) 観覧料:大人1400円、大学生900円、高校生400円、中学生以下、障がい者手帳提示の方と付添者1名は無料、詳細は本展特設サイトにて。