「偏差値30台→東大合格」叶えた人に聞いた、一気にやる気が出る「目標の立て方」はコレ
目標は「数値化」して、難易度を測定可能にする
難易度を判断する際に、必ずやっておきたいのが「目標の数値化」です。達成までの計画を立てやすくなりますし、達成までの過程で、進捗や達成度を客観的に評価できるようになるからです。 【「英語ができるようになる」ことが目標の場合の例】 ・TOEIC900点以上を取得する ・海外ドラマの1エピソードを、字幕なしで完璧に聞き取れるようになる ・英会話の役立つフレーズを100個覚える 【「Excelができるようになる」ことが目標の場合の例】 ・MOSとVBAエキスパートの資格を9割以上の点数で合格する ・仕事に使えるExcel関数を50個覚える 目標達成に向けて必要な努力や改善点も見えてきて、「毎日1歩1歩確実に進んでいる」という感覚を持てるので、モチベーション維持にも役立ちます。
目標の「達成期日」を決める
◆人は締切日がないと、なかなか行動できないもの 目標設定に欠かせないのが、「達成期日」です。同じ目標でも、1ヶ月後に達成しなければならないのと、2年後に達成すればいいのとでは、難易度が当然変わってきます。 「いつかできるようになりたい」ではなく、「この日までに目標を達成するためには、1年後にここまで達成していなければならない。半年後は、1ヶ月後は…」と目標までの見通しをもって計画を立てることではじめて、目標達成に向けて具体的な行動がとれるようになります。以下に目標設定の例を見てみましょう。 【「2×2の目標設定」の例】 表では、理想とする目標は「1年でTOEIC900点以上」「東大大学院一発合格」ですが、もう1 つ、同じ目標でも期日にゆとりをもたせた目標(「2年~3年でTOEIC900点以上」「2回目の受験で東大大学院合格」)を設定しています。 このように、期日にゆとりのある目標をもう1つ設定することで、思うようにいかなかったときも挫折せずにがんばれますし、無理のない計画を立てやすくなります。 ◆期日設定の目安 【理想の目標】 自分にそれなりの負荷やストレスをかければ達成できそうな期日を設定します。「ちょっと大変そう」「努力しなければ」と感じるレベルです。 【実力に合った目標】 今の自分のまま、ストレスなくゆったりと勉強しても達成できそうな期日を設定します。目標設定の時点では楽勝に見えても、実際にやってみると大変ということが多々あるので、目標としては少々物足りないと感じるくらいでちょうどいいです。