「偏差値30台→東大合格」叶えた人に聞いた、一気にやる気が出る「目標の立て方」はコレ
「手をつけやすい目標」は必ず入れる
「手のつけやすい目標」とは、「やる気が出ないときでも何らかの行動を起こせる目標」のことです。逆に、「手をつけづらい目標」とは、「苦手だ」「初学である」などの理由で、目標に向けた行動を起こしづらい目標のこと。たとえ大好きで夢中になれることでも、負担が大きくて着手しづらい目標は、後者に当てはまります。 【「手をつけやすい目標」の具体例】 ・得意なこと ・大好きなこと ・これまでに学んだ経験のあること ・楽しく学べること ・夢中になれること ・趣味や遊びの延長でできること 最終的に決定する「2種類の目標」のうち、どちらか片方でも「手をつけやすい目標」があれば、最初のエンジンをかけやすくなります。そしてもう片方は、最初のエンジンがかかり、やる気が出てきたところでうまく切り替えて学び始めればいいのです。
「手をつけやすい目標」でピンとくるものがなかったら…
「手をつけやすい目標」としてピンとくるものがない場合は、「語学」の勉強を選ぶといいでしょう。特に「英語」は、ほとんどのあらゆる職種や場面で必要とされますし、現代人が学んでおくべき必須スキルであり、おすすめです。 歴史や芸術(絵画や音楽)などの「教養」も、面白みがあって、手をつけやすいのではないでしょうか。最近では、宇宙飛行士候補の米田あゆさんが外科医をしながら芸術系大学院に通っていたことが話題になるなど、教養の価値が見直されています。 また、「読書」もアウトプットが求められず、疲れているときでもおこないやすいです。ビジネス書を読み、仕事術や時間術を学んだり、自分の職種や業界の知識を学べる本をパラパラとめくったりするだけなら、モチベーションに関わらず比較的手をつけやすいです。
②難易度から「2段階」の目標を立てる
高すぎる目標は、達成できないリスクも高く、うまくいかなかったときには挫折感や失望感を抱えることにもなってしまいます。だからといって、だれでもできる低い目標では意味がありません。そこで重要なのが、「難易度の高い目標」と「難易度の低い目標」の両方を組み合わせることです。 「難易度の高い目標」は、生きがいやモチベーションをもたらしてくれますし、「難易度の低い目標」ばかりを立てている人には到達できない高みにあなたを連れて行ってくれます。一方、「難易度の低い目標」は、「難易度の高い目標」に近づくためのステップになります。