【阪神カップ】ラストラン迎えるセリフォスが有終の美飾る 陣営「うまく折り合いをつけていい走りができれば」
◆第19回阪神カップ・G2(12月21日、京都競馬場・芝1400メートル)12月16日、栗東トレセン 重賞4勝の実績馬セリフォス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ダイワメジャー)がラストランを迎える。 ここまで国内外全16戦中、昨年のドバイ・ターフを除く15戦を1600メートルに使われてきた生粋のマイラーだが、福永助手は「千四の距離は初めてとなりますが、うまく折り合いをつけていい走りができれば」と期待する。 12日の1週前追い切りは中内田調教師を背に、CWコースを単走。ラスト1ハロン11秒1(6ハロン82秒6)と鋭い伸びを見せた。15日もトレーナー自ら調教をつけており、引退レースに向けてこん身の仕上げを施している。 2022年のマイルCSでG1初勝利を挙げて以降は勝ち星から遠ざかっているが、今回は鞍上に初コンビのムーアを配して臨む。重賞5勝目へ、一昨年の最優秀短距離馬が有終の美を飾る。
報知新聞社