大阪府・吉村知事が定例会見7月16日(全文3)府外移動自粛は赤信号時に
どういう属性が見えてきたら開くのか
NHK:7月末はそうなんですけど、例えば今週、あした以降、今日も含めて、今週、来週で開く必要があるとすれば、どういう数ですとか、どういう属性が見えてきたら開くっていう考えなんですか。 吉村:夜の街関連を中心として広がってきているわけですけど、それ以外に特筆すべき広がり方を見せている状況だとか、感染者の数ですよね。圧倒的に増えてきている状況があれば、これは圧倒的というか、右肩上がりで増えてきているような状況になれば、本部会議を開くことはあると思います。必要性があればいつでも開催はします。 NHK:ありがとうございます。 司会:次のご質問お願いします。
府外移動の自粛は赤信号まで求めない?
日刊工業新聞:日刊工業新聞の大川です。感染が大阪市外にも広がっているということなんですけれども、都道府県をまたぐ移動の自粛というのはやはり赤信号までは求めないとみてよろしいんでしょうか。 吉村:そうですね。都道府県の移動をまたぐ自粛、そのこと自体がどれだけ感染対策として効果があるのかというのが明らかでない部分もありますから、基本的には赤信号つけるとき、今もある意味移動の自粛、そこをお願いすることになるんだろうと思います。 それから都道府県をまたぐとなると、これは他府県のやっぱり意向も必要になってきますから、これは大阪でどんどん広がってきて、他府県の皆さんとの調整とか、そういうのも必要になるんじゃないかなとは、他府県っていうのは京都とか兵庫とか、いわゆる経済圏を一にしているところの知事や実務方の皆さんとも、これが増えてくる傾向にあれば、それは赤信号がつかない状況でも他府県の皆さんとは協議の中で決めることはあり得るだろうと思います。 ただ、僕自身が単体で大阪府と他府県の移動をひかえてくださいというのは、今の時点では事前行動計画のとおり赤信号っていうのが1つの基準にしています。ただ、あれはあくまで基準なので、数値の基準は基本的あれでいきますけども、何をするかっていうのはやはりそのとき最も適切なものというのは、考えてはいきたいとは思います。数値基準を簡単には僕は変えないですけれども、そのときに必要だとやっぱり思うものがあれば、これは専門家の意見を聞いて、府民の皆さんにお願い事項とか、移動なんかもそのうちの1つだと思いますけれども、それはあり得るとは思いますが、基本的には事前に定めた行動計画に基づいて動いていきたいと思います。