上野美装が「“軽”RX-7」を作製!? マツダ車じゃなくて「スズキ車ベース」! ついに完成した「エフディーノ」とは
リブロックが手掛ける「エフディーノ」ついに完成!
アンダーコートやレストア用水性防水材販売を手掛ける上野美装が、スズキの軽オープンカー「カプチーノ」を用いて、マツダのとある名車風にカスタムする様子をSNSに公開しています。 【画像】超カッコイイ! マツダ「”軽”RX-7!?」を画像で見る(49枚) 2024年9月頃からSNSに制作過程をアップしていましたが、ついに車両が完成した様子を11月30日に公式YouTubeにアップしました。どんな姿となっているのでしょうか。
上野美装といえば、以前カプチーノで日産の名車「シルビア(S15型)」を再現した“チルビア”がクルマ好きの間で話題を集めました。 これは、同社が取り扱う水性防水コート剤「ReBlock(リブロック)」などを用いてつくられたカスタムカーで、シルビアの灯火類を移植しつつ、カプチーノのサイズ感に合わせてスタイリングされ、独特のかわいらしい仕上がりが魅力の1台に仕上がっています。 完成後には実際にカスタムカーイベントで実車展示も行われ、大いに会場を盛り上げていました。 そんななか、上野美装ではシルビアに続く第2弾として、カプチーノをマツダの2ドアスポーツカー「RX-7(FD3S)」風にカスタムする、“軽 RX-7”を製作に取り掛かっています。 RX-7といえば、初代モデルが1978年に「サバンナRX-7」として登場。FD3S型のRX-7は、3代目として1991年にデビューしました。 3代目は、スタイリッシュでコンパクトなボディはそのままに、流れるような曲面のボディデザインが特徴的。2021年には発売から30年を迎え、今でも多くのファンから愛されています。 上野美装は9月上旬に「FD no エフディーノ製作中」と公式SNSにつづり、エフディーノと名付けた制作途中の車両を紹介していました。 それから2か月ほどが経過し、公式YouTubeに11月27日アップされた動画では、車両を塗装していく工程にうつる様子が映されていました。 チルビアはギラギラなグリーンカラーが特徴的でしたが、今回はパールが入ったイエローをベースにボンネットやルーフはブラックカラーと2トーン仕上げ。 製作しているリブロック担当者も「今回もギラギラ」と完成間近のエフディーノを前に嬉しそうに語る様子を見せています。 そして11月30日にアップされた#21の動画では、ウインカーや、テールランプなど調整。 夕方には電装修理が完了し、ついにエフディーノのエンジンをオンに。フロントやリヤのライトをつけて光った状態を公開しました。 #1の床が腐っていたカプチーノから、リブロック担当者など丁寧に細かく手作業の工程を経て、新しい命が拭きまれたようなイエローのボディカラーが光る輝かしい姿が映し出されています。 その姿にリブロック担当者も思わず「いやーできました」と感慨深くコメントしています。 なお、完成したエフディーノはサーキットで走行テストを行う予定だといいます。 完成したエフディーノを見たユーザーからは「めちゃくちゃカッコ良すぎます」「センス抜群ですね」「あのサビサビがこんなに化けて凄い」「もう、市販してください!」「買います!」など驚きや称賛の声、購入を希望する声など、多くの反響が集まっていました。 これに対し担当者は「欲しい方がいたらご相談に乗ります」とも回答しており、市販化する可能性についてコメントしていました。
青田 海