「代替ミルク」で最も味が牛乳に近いものは?豆乳・オーツミルク・アーモンドミルク… 健康の観点から海外専門家が解説
最近のスーパーには、いろいろな種類の代替ミルクがズラッと並ぶ。プラントベース、ヴィーガン、乳製品フリーの食生活を送っている人にはうれしい話。でも、選択肢がこれだけ多いと、逆にベストな商品の選び方が分からない。 【写真】乳製品を摂るのをやめるとあなたの体に起こる7つのこと 普通の牛乳は高タンパクで脂質と糖質を含んでいるため、シリアルやスムージーに向いている。でも、代替ミルクは種類によってマクロとカロリーの含有量、成分が大きく違う。また、そのまま飲めるくらい美味しいオプションがある一方で、あまりそそられないオプション(ポテトミルクがよい例)もある。そこで今回は、栄養・不妊治療エキスパートのロ・ハントリスがアーモンド、ココナッツ、オーツ麦、大豆、スペルト小麦、エンドウ豆、ジャガイモベースの代替ミルクを女性の健康の観点から評価してくれた。 ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 ※本記事は、イギリス版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。
豆乳
「まずは、よく聞く噂の真相を暴くことから始めましょう。大豆は長らく、植物性エストロゲン(エストロゲンのような化合物)が含まれているので要注意と言われてきました」とハントリス。「でも、実際のところ植物性エストロゲンは、更年期の症状の管理には有効であることが分かっています。植物性エストロゲンで不妊治療の結果が改善するという最近の研究結果もありますよ」 タンパク質は牛乳と同じくらい含まれているけれど、強化されたオプションもある。
オーツミルク
「全粒穀物のオーツ麦は食物繊維の優秀な供給源。200mlで1日の目標の10%が摂取できます」とハントリス。「カロリーは低脂肪乳と同じくらいで、強化バージョンも多数あります」。タンパク質はゼロに近いので筋トレの味方にはならないけれど、コーヒーには間違いなく一番合う(これはかなりポイントが高い)。