森のラスト騎乗を目に焼き付けよう
【地方からの風】衝撃の引退発表から2週間。森泰斗(43=船橋)が29日、現役生活に別れを告げる。メイン11Rは森の勝負服にちなんだ「胴緑青ダイヤモンド、そで青賞」。最終12Rは「ありがとう!森泰斗騎手」など森にちなんだレース名が並ぶ。南関リーディング8回、全国リーディングにも5回輝いた名手を称えたプログラムになっている。それだけではない。入場門を入ってすぐの場所に寄せ書きフラッグを設置。感謝の思いをつづることができる。 3月から始まった船橋競馬場限定、オリジナル記念馬券印刷サービスも大注目。今開催限定で森の引退を記念した特別バージョンを印刷できるのだ。早速、記者もチャレンジした。まずはキャッシュレス会員になるために身分証明書を持って「キャッシュレス受付カウンター」で会員登録。先客がいなかったので、5分ほどで手続きが完了した。受け取ったICカードでいざ森の単勝馬券を購入。場内に設置してある印刷機で無事にプリントアウトできた。あまり物欲のない記者でも思わずコレクションしたくなる一品だった。印刷には馬券購入で付与されるポイントが必要だが、1日1枚までなら無料でできる。詳細は船橋競馬場公式サイトをチェックしてほしい。 勝負服に身を包んだ森が見られるのも今日でラスト。できる限りの応援馬券を買って、その姿を目に焼き付けたい。 (大沢 太久)