フェラーリからサインツへ感動の贈り物!初優勝の2022年マシンが自宅ガレージに!父親と共にフィオラノでF1特別走行も実施!
カルロス・サインツ(30歳)はフェラーリを離れることになるが、自宅のガレージには少なくともフェラーリF1カーが収まることになりそうだ。 イタリアのスポーツ紙『ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ウィリアムズへの移籍が決まったサインツへのフェラーリからの餞別は、2022年シーズンにシルバーストーンで自身初のグランプリ優勝を飾ったマシンF1-75だと報じている。 ■父と息子が初優勝したフェラーリF1で走行! 数日前、サインツはフェラーリのフィオラノ・テストトラックでこの愛車を試乗した。同時に、彼の父親であるカルロス・サインツ・シニアも同じ2022年モデルをドライブしていた。ラリーとラリーレイドの王者である父親がF1をドライブするのはほぼ20年前ぶりで、スピンをしたものの、安定したラップタイムを刻んだという。 慣熟走行をした後、父と息子は隊列を組んで数周走行した。親子で現代のフェラーリF1マシンをサーキットでドライブする機会はなかなか訪れるものではない。 この貴重な贈り物について、ジャーナリストのルイジ・ペルナ氏は「サインツの契約条件には一切含まれていなかったようだ」と明かした。 ■サインツはプロフェッショナルだったと評価 チーム代表のフレデリック・バスールは次のようにコメントしている。 「カルロスと過ごした2シーズンは素晴らしい時間だった。彼に感謝しているよ。契約を更新しないことを知ったとき、彼にとってそれが簡単なことではなかったのは理解している。それでもカルロスは集中力を保ち、プロフェッショナルな姿勢で最終戦のアブダビGPの最後の一周までチームを支えてくれた。」 サインツはフェラーリに在籍した4年間で、88レースに出場、優勝4回、ポールポジション6回、表彰台25回、900.5ポイント獲得という記録を残した。