「ランドリールームを作りましたが後悔しています…」よくあるマイホームのお悩みにプロがお答え
後悔しないランドリールームのポイント
近年では建売住宅でもランドリールームがある間取りが多くなっていますが、ランドリールームは適切な広さや機能、設備が揃わっていなければそのメリットを十分に活かしきることができません。 そしてせっかく「洗う→干す→たたむ」といった作業が一つの部屋で完結したとしても、2階にある各個室のクロゼットまで衣類を運ぶとなると結局家事動線が長くなってしまうのであまり意味がありません。 したがって、関連するスペースとの位置関係やつながりを考えることが重要になります。 将来的に家族構成が変わって小さな子どもがいなくなるとランドリールームが不要になってしまうこともあります。 少し手を入れてリフォームするだけで他の用途にも使えるようにしておくことが大切です。
まとめ
ランドリールームを作る際には適切な広さや機能、設備を備えるとともに、通気性や風通しを良くすることが重要になります。 また、除湿器も設置しておいた方がよいでしょう。 さらに作業動線を良くするためには、回遊できる設計にして行き止まりにならないようにすることが大切です。 建物の面積に余裕があるからといって決して安易にプランニングせずに、しっかりとした動線計画を立てることが重要です。
参考資料
・国土交通省「気候変動を踏まえた治水計画のあり方 提言~参考資料~」 ・WeatherX「2024年の梅雨入り予想 関東甲信など記録的に遅い梅雨入りか、降水量で売り上げに変化のある商品は?」
亀田 融