40代50代から始める「大人のひとり旅」の楽しみ方。旅ファッションは三種の神器で乗りきる
自分時間がつくれたら、家族と離れて「ゆったりひとり旅」を楽しむのもおすすめ。10代の頃からひとり旅を楽しんでいるスタイリストの地曳いく子さんに、大人のひとり旅の魅力や楽しみ方を教えてもらいました!
旅で自分に向き合い身も心もフラットに
地曳いく子さんがひとり旅に出かけるのは、いつも決まったタイミング。それは、「自分をリセットしたいとき」なのだそう。 「日常を離れると、自然と自分に意識が向くじゃないですか。すると、自分の中にたまっていた、いらないものに気づくことができるんです。凝り固まった考えやマイナスの感情、無意識に繰り返していた日々の習慣。そういった『じつはこれ、いらないよね』というものに気づけるから、旅に出ると身も心も軽く、フラットになれるんです。これがだれか一緒だと、その人に意識が向いてしまうでしょう? 自分と向き合う、本当の意味での自分時間が過ごせるのは、ひとり旅ならではだと思います」 ひとり旅に出かける勇気が出ない人は、地曳さん流の旅の楽しみ方を参考にしてみて。旅に対するハードルが、きっと下がるはずです。
地曳さん流の旅の楽しみ方
ひとり旅にはどんな楽しみ方があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
●ランチにこそお金をかけよう!
ひとりご飯に挑戦するならランチが狙い目。「ホテルの部屋で食事も全然OK。でも外食を楽しみたいならランチに注力を! 高級店でもお昼なら入りやすく、お値段も抑えめ」
●旅ファッションは三種の神器があればOK
旅先ではほぼワンピースという地曳さん。「コーデを考えなくていいし、なにより体がラク。あとは歩きやすい靴と冷房対策のストールがあれば十分です。少し華やかにしたいときは大ぶりアクセを持っていくのがおすすめ!」
●とにかく「疲れない」が大人の旅の合言葉
地曳さんいわく、大人旅の最大の敵は「疲れ」。「疲れると楽しめないし、リカバリーも大変。予定はつめ込まない、無理せずタクシーを使うなど、自分を最大限に労わって」
●不便を楽しむ旅で今の自分に必要なものを知る
旅に持っていくのは最小限、がひとり旅のハードルを下げるコツ。「荷づくりや行き帰りがラクになるし、不便だと頭を使って工夫もする。本当に必要なものが見えてきますよ」