「福知山市長杯将棋大会」祖父と孫ほど年齢の離れた対局も―63人が参加 熱戦を繰り広げる
京都府福知山市東羽合の京都共栄学園で15日、全年齢の愛好者が集う「第2回福知山市長杯将棋大会」が開かれた。市内外から63人が出場し、実力別のS~C級の4区分に分けて実施。祖父と孫ほど年齢の離れた対局もあり、栄冠をめざしてしのぎを削った。 同学園高校将棋部と日本将棋連盟三丹支部が主催。市、両丹日日新聞社など後援。年齢を問わずに愛好者たちが交流できる機会になれば-と、昨年に続いて2回目の開催となった。 今年は級位、段別のA級に14人、B級に12人、C級に22人、市長杯をかけた無差別級のS級に15人が出場。小学生から80歳代まで幅広い世代が集まり、予選リーグやトーナメント戦などをした。 子どもたちは真剣な表情で、大人にも果敢に挑み、盤上の頭脳戦を展開した。S級決勝は、全体会場の視聴覚室から場所を移し、NHK杯を再現した本館の本格的な対局室で実施。その様子は視聴覚室のスクリーンに映して、プロの藤井奈々女流初段が、大盤で解説した。