藤沢市のデジタル市役所「ふじまど」 公共施設予約、障がい者手帳登録に対応
藤沢市は、デジタル市役所サービス「ふじまど」に、公共施設予約システムを追加した。全国で初めて、「利用者登録及び施設予約のオンライン化」「施設利用料支払いのキャッシュレス化」「1つのIDで全ての施設の予約が可能」を導入した。 【この記事に関する別の画像を見る】 ふじまどは、セールスフォース・ジャパンのSalesforce Platformを活用し、2024年に構築された藤沢市民ポータルサイト。住民ID「ふじさわID」を登録することで、オンライン申請やオンライン予約などができるようになる。 同市は「行政のデジタル化」(デジタル市役所)と「都市のデジタル化」を推進しており、コンセプトとして「無駄な来庁をしない(どこでも)」「市民一人ひとりのニーズに合わせた情報を配信する(ピッタリ)」「手続きが一度ですむ(簡単)」を掲げている。 ふじまどではこれまで、妊娠・出産・子育て関係などの申請手続きをオンラインでできるようにしてきた。妊娠出産期の一連の手続きや、一時預かり事業、病児・病後児保育事業、休日保育事業の予約や空き状況の確認などが行なえる。 1月から新たに開始したのが、公共施設の抽選申込・予約・利用料支払ができる公共施設予約システムとの連携。同システムは、全国初の導入となる。 また、1月15日からは障がい者サポートも導入。障がいのある人向けの福祉サービスの検索、障がい者手帳の登録、相談の申し込み・予約ができるようになる。
Impress Watch,西村 夢音