佐野海舟、現地での評価がうなぎのぼり!マインツ地元紙「うちで最もポテンシャルの高い選手」と同僚の言葉を引用して絶賛
「掃除機のようにボールを吸い込む」
マインツMF佐野海舟は地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』でチーム単独2位の高評価を得ている。 マインツは1日に行われたブンデスリーガ第12節でホッフェンハイムと対戦。この試合でキャプテンマークを巻いたFWヨナタン・ブルカルトが4分と24分に今季自身8~9ゴール目を決めると、スコアはそのまま動かずマインツが2-0での勝利を手に。この結果、直近のリーグ戦5試合は負けなし、連勝記録も「3」に伸ばした同チームは順位表でも7位に浮上している。 『アルゲマイネ・ツァイトゥング』はドッペルパック達成で勝利の立役者となったブルカルトのパフォーマンスにチーム最高点「1」を与えマン・オブ・ザ・マッチに選出。一方で、今夏の加入以降すべての公式戦に先発出場する佐野のプレーを「1.5」と単独2位とし、1点目をお膳立ての韓国代表MFイ・ジェソン(「2」)や2点目をアシストのDFアンソニー・カシ(「3」)より高く評価した。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低) 同紙は佐野のホッフェンハイム戦でのパフォーマンスを次のように寸評している。 「この日本人選手は週毎に自信が増し、良くなっている。副キャプテンのヨナタン・ブルカルトが試合後に『うちで最もポテンシャルの高い選手だ』と称賛したのも伊達ではない。佐野は中盤でボールを掃除機のように吸い込み、3バック守備ラインの前でチームに安定感をもたらし、ショートパスでビルトアップを助けている。(ホッフェンハイムGK)バウマンの好セーブがなければ、ヘディングでブンデスリーガでの自身初ゴールを決めていただろう」 佐野はこの試合の7分にCKからのボールに頭を合わせたものの、GKバウマンがそのヘディングシュートを阻止。ここ数試合でシュートの意識を高めている様子の同選手だが、現地でもブンデスリーガでの初ゴールへの期待が高まっているようだ。