【スプリンターズS】国内スプリント実績を重視 東大HCの本命は春秋スプリント制覇を狙うマッドクール
秋GⅠのはじまり
今週日曜日、中山競馬場でGⅠ・スプリンターズSが行われる。昨年覇者ママコチャをはじめ、重賞2連勝中のサトノレーヴ、春秋スプリント制覇を狙うマッドクールなど、国内の一流スプリンターが集結。さらに香港からも2頭が参戦して計16頭となり、例年以上のメンバーが揃ったといえる。 【スプリンターズS2024 推奨馬】複勝率100%の条件満たす!能力はスプリント界屈指 SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) 秋GⅠ開幕を告げる電撃の6ハロン戦、最速の称号を得るのはどの馬か。中山開催の過去9年データから検討する。
セントウルS、キーンランドC組の傾向
<スプリンターズS 前走レース別成績> セントウルS【4-3-1-40】勝率8.3%/連対率14.6%/複勝率16.7% →1着馬【2-2-0-5】勝率22.2%/連対率44.4%/複勝率44.4% キーンランドC【0-1-4-34】勝率0.0%/連対率2.6%/複勝率12.8% →今レース1番人気【0-0-2-0】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率100.0% 今年も出走頭数が多いセントウルS、キーンランドC組。そこから参戦した馬の傾向を見ていく。 セントウルS組は最多の4勝。その勝ち馬は【2-2-0-5】で、特に当日3番人気以内になら【2-2-0-2】とかなり信頼度は高まる。4、5番人気になった例はなく、6番人気以下だと【0-0-0-3】。トウシンマカオの人気には注視したい。 セントウルSで敗れた馬も2勝を挙げているが、2頭とも前走タイム差なしの負けだった。残る2着1回も0秒2差負けであり、0秒3以上の差がついた負けだと【0-0-1-25】と壊滅的。ピューロマジック、ダノンスコーピオンはかなり厳しい。 次にキーンランドC組。出走数が多いものの勝利がなく、勝ち馬でも【0-0-3-4】。ただし、そのうち当日1番人気は【0-0-2-0】で、1番人気想定のサトノレーヴも3着内という意味では信頼できそうだ。 キーンランドC組は本番で2~6番人気の馬が【0-0-0-7】、7~9番人気の馬が【0-1-2-8】と中穴の好走例があるのも特徴。前走久しぶりの国内戦で、上がり最速で3着と見せ場を作ったオオバンブルマイは警戒したい。