【マイルCS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「マイルCS・G1」(17日、京都) マイルCSが行われる16日、京都競馬場のある京都市は曇り時々雨の予報。雨が降る時間帯はレース前後の少量で、前日にも2時間ほど小雨が降ったとはいえ、良馬場で行われそうだ。芝はBコース(Aコースから直線部4メートル、曲線部3メートル外側に内柵を設置)を使用。向正面直線から正面直線に傷みが見られる。 ロングラン開催の14日目。芝は傷みが目立ち、力を要すタフな馬場状態だ。特別に外がいいというわけではなく、内も残る傾向。土曜11R・アンドロメダS(芝2000メートル)は逃げ切りで勝ち時計は1分58秒6。京都で行われたアンドロメダSの過去5回(16~19、23年)と比較しても最も速いタイムだ。マイルCSは1分32秒台前半の決着とよむ。 週中は雨予報だったが、一転して良馬場での決戦が見込まれる。道悪が苦手なジュンブロッサムにとっては追い風となる。馬場は見た目の印象ほど悪くなく、速い時計も出るとなれば、好都合だ。3走前には1分31秒5と今年の京都マイルで最速タイのタイムをたたき出していて、文句なしの条件。内目の好枠も生かしてG1初制覇だ。