【新NISA】つみたて投資枠と成長投資枠をフル活用して積立投資!5年間でどのくらい増えるかシミュレーション
2024年から始まった新NISAも、制度開始からもうすぐ1年が経とうとしています。 ◆【シミュレーション】新NISA《つみたて投資枠・成長投資枠》を全部使った積立投資で資産をどのくらい増やせるか? 新NISAをすでに始めている人もいれば、まだやり方がわからなかったりお金がなかったりといった理由から手を付けられていない人もいるでしょう。 では、新NISAをフル活用した場合、どれくらい資産を築けるのでしょうか。 本記事では、新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠をフル活用して積立投資を5年間続けた場合に築ける資産額をシミュレーションします。 運用利回り別にシミュレーションするので、参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISAで投資をするメリットとは
まずは、そもそもなぜ新NISAで投資をする人が増えているのかを確認しましょう。 新NISAで資産形成をするメリットは、投資で得た利益と配当金が非課税になることです。 通常、投資で得た利益と配当金には約20%の税金がかかります。 ただし、新NISAで投資をすればこれらの税金はかからず、利益や配当金をすべて受け取ることが可能です。 そのため、新NISAを使えば効率的に資産形成ができます。
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がある
新NISAには、つみたて投資枠と成長投資枠の2つの枠があります。 これらは併用が可能で、それぞれの枠ごとに投資できる金額や投資可能な商品などが決まっています。つみたて投資枠と成長投資枠の特徴は以下のとおりです。 ●つみたて投資枠と成長投資枠の特徴 つみたて投資枠 ・年間投資枠:120万円 ・非課税保有限度額:合計1800万円(成長投資枠は内枠で1200万円まで) ・投資対象商品:金融庁から認められた投資信託 ・商品の購入方法:積立投資 成長投資枠 ・年間投資枠:240万円 ・非課税保有限度額:合計1800万円(成長投資枠は内枠で1200万円まで) ・投資対象商品:上場株式、投資信託、ETF、REIT等 ・商品の購入方法:積立投資・スポット投資 つみたて投資枠と成長投資枠を合わせると、合計で年間360万円の投資が可能です。 新NISA全体として非課税で保有できる金額は1800万円なので、年間360万円の投資を続けて売却しない場合、5年間で1800万円の非課税限度額に到達します。