楽天を自由契約となった田中は巨人に入団した。写真：産経新聞社

　背番号18への感謝メッセージの反響が止まない。 　巨人は12月24日、楽天を自由契約となった田中将大と来季の選手契約を結ぶことを正式発表し、同選手は真新しいジャイアンツの背番号11のユニホーム姿を披露した。 【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじい最新ツーショット”を厳選！ 愛犬デコピンも登場 　これを受けて楽天は同日、球団の公式YouTubeに長く球団を支えてきた右腕へ感謝のメッセージを寄せた特別動画を公開した。「『BIG THANKS』#田中将大 選手」と題した動画には、2006年にドラフト１位で楽天に入団した初々しい姿からスタートし、田中の登場テーマ曲である「あとひとつ」（FUNKY MONKEY BABYS）に乗せてプロ初勝利を皮切りに東日本大震災、24勝０敗で球団創設初の日本一に導く快進撃、ニューヨーク・ヤンキース時代や楽天復帰など、選りすぐりの名場面を振り返った。 　 　来季はセ・リーグに戦いの舞台を移す功労者に対し、動画のコメント欄には楽天ファンを中心に、「涙出てきた」「この人のお陰で今の楽天があるっていうのも過言ではない」「楽天のユニホームを着て引退試合の日にこの動画を観たかった...」「絶対に200勝を達成してほしい」など、反響が今なお寄せられている。 　田中は今シーズン、昨年10月に受けた右肘手術の影響もあり１軍でわずか１試合の登板（０勝１敗）に終わると、シーズン後に推定年俸２億6000万円から大幅な減額提示を受け、「期待されていない」「居場所がない」との理由で、今オフに楽天退団を表明。メジャー移籍を挟んで計11年間所属した愛する球団と袂を分かった。 構成●THE DIGEST編集部