大阪府・吉村知事が定例会見4月8日(全文3)施設制限と補償はセットであるべき
宿泊施設の選定に向けた課題は?
朝日放送テレビ:あと宿泊施設の選定に関してなんですけど、例えば従業員全員の同意が得られるかどうかとか、課題みたいなのはどこにあると感じられますか。 吉村:従業員の同意を個別にわれわれが得ていくとなれば、これはそもそもスキームとして成り立ちませんので、そこはやっぱりホテルのオーナーさんにやってもらうということになると思っていますし、そういう対話をしています。従業員の個別の同意がないと無理で、それを大阪府でやってくださいというのであれば、それがホテルのオーナーさんの意向なのであれば、ちょっとわれわれとしても厳しいだろうなというふうに思います。 なので、それはホテルの皆さんとしては従業員を、じゃあどこまでのことができるのかというのを明確にして、それをきちんと役割分担をするというのが今、協議を進めている最中なので、そこの同意というか範囲は、これはホテルサイドでやってもらう必要があると思います。従業員さんが駄目だというのであれば、そもそもできないスキームになるだろうと思います。 朝日放送テレビ:必ずしも、じゃあ応募したホテル側は従業員全員の同意を得ずにやってもいいというふうに、ホテル側の判断ということですか。 吉村:いや、それはホテルが自分のところでできるという判断で応募されているというふうに認識をしています。従業員の同意を得なきゃ無理だというホテルは、そもそも応募されてないと思いますし。ただ、それで応募してたとしても、われわれとしてはそれはやっぱり条件が合わないということになって、さっきあったこの2万室の中からはちょっと後ろ回しになっていくということになるんだろうと思います。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月8日 全文4に続く